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お世話のポイント<おねんね>

赤ちゃんの快適な睡眠のためのポイントをマスターしておきましょう。

うつ伏せ?それとも仰向け?

欧米で主流のうつぶせ寝は、「頭の形がよくなる」「寝つきがよい」といった理由から一時注目を浴びました。しかし、うつぶせ寝の方が乳幼児突然死症候群(SIDS)が起こりやすいというデータがあり、最近は仰向け寝で育てることがすすめられています。また、寝返りのできない赤ちゃんをうつぶせ寝にした場合、窒息する危険性がないとはいえません。初めのうちは仰向けに寝かせてあげたほうがいいでしょう。   寝返りができるようになると、赤ちゃんは自分の好きなかっこうで眠るようになります。仰向け寝が好きな赤ちゃんもいれば、うつぶせ寝が好きな赤ちゃんや、いつも同じ方向を向いて眠っている赤ちゃんもいます。「頭の形がいびつになっている」と気にするお母さんもいますが、小学生のころになるとほとんどわからなくなります。あえて寝かたを直す必要はありません。

乳幼児突然死症候群(SIDS)を予防するためには

SIDSとは、それまで元気だった赤ちゃんが睡眠中に何の前触れもなく亡くなってしまう病気です。日本では乳幼児の約2,000人に1人の割合で起こるといわれていますが、原因はまだ解明されていません。
予防策として、

1.仰向けに寝かせる
2.妊娠中や乳幼児の周囲でたばこを吸わない
3.できるだけ母乳で育てる

といった対策が有効であることがわかっています。

睡眠のリズムを整えよう

昼夜問わず眠っていた赤ちゃんも、3〜4ヶ月を過ぎるころからだんだん昼と夜の区別がつき、夜にまとめて眠るようになります。
この頃になったら基本的な生活リズムを作る工夫をしましょう。朝は遅くとも8時には起こし、午前中を中心にめいっぱい遊ばせると早寝につながります。お昼寝は1〜2回、1〜2時間ウトウト寝をする程度で十分です。お昼寝の時間が長すぎると夜の寝つきが悪くなります。夜はパパの帰宅を待たず、10時ごろには布団に入るようにしましょう。
帰宅の遅いパパの生活タイムに合わせて、“宵っぱりの朝寝坊”な赤ちゃんも増えています。赤ちゃんも家族の一員ですからある程度は仕方ありませんが、夜寝るのが12時、1時になって、翌日昼近くまで寝ているというような生活は、赤ちゃんには疲れます。子どもは本来早起き、大人の生活時間をなるべく朝型に修正していくようにしましょう。

「おねんね服」でメリハリをつけよう

生活のリズムが出来てきたら、大人と同じように朝と夜で着るものを替えるようにすると、赤ちゃんが昼夜のメリハリを肌で感じることができるようになります。
わざわざパジャマを用意する必要はなく、ふつうのカバーオールを「おねんね服」に決めてあげればOKです。

夜泣き対策には、こんな手が効果的

夜泣きとは、生活のリズムが安定してくる生後6ヶ月以上経ってから、夜中に何度も起きて泣く状態のことです。この頃になると情緒が発達してきて、「怖い」「不安」「さびしい」といった感情が出てきたり、日中の刺激が強く残って神経が興奮しやすくなるためと考えられています。 夜泣きの万能薬はありませんが、一般的な対策としては、1.昼間は外遊びをさせる、2.からだを動かす遊びで適度に疲れさせる、3.早寝早起きを習慣づける、といったところです。 眠る前に遊んだりせず、夜は眠るための環境を整えてあげることも大切です。夜泣きが始まってしまったら、だっこやおんぶをする、おしゃぶりをさせる、添い寝をする、頭をなでる、子守唄を歌う、などいろいろ工夫して、その赤ちゃんに合った寝かしつけの方法を見つけてください(意外と、おなかがすいていただけとか、おむつが濡れていただけといった場合もあるのでよく観察しましょう)。 いずれにしても夜泣きは一時的なもの、あまり気にしすぎないようにしましょう。

ねんねの「お気に入り」を活用する

この頃になると、赤ちゃんにはこれがあると安心して眠れるという「お気に入り」ができてきます。おしゃぶりしながらとか、タオル、ガーゼ、ぬいぐるみをさわりながら寝る癖があるなら、夜泣きのときにもぜひ活用しましょう。 「お気に入り」をしゃぶらせたり、さわらせたりしながら、赤ちゃんの背中やおしりをリズミカルにたたいてあげると効果があります。

監修/葛飾赤十字産院 院長 三石知左子先生


 

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