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妊娠中の体重管理

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妊娠中に太りすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を引き起こしたり、難産の危険性が高くなることが分かっています。その他にも腰痛や背痛、便秘の要因となる、産後に母乳の出が悪くなる、体重が戻りにくくなるなど太りすぎにはデメリットがたくさんあります。妊娠前の体型により個人差がありますが、標準的な体重の人なら8〜9kg、痩せ気味の人でも10〜12kg、太り気味の人なら5〜6kg程度の増加に抑えるようにしましょう。

特につわりが治まり食欲も出てくる妊娠16週前後からは、体重計で毎日チェックすることをおすすめします。朝起きたとき、お風呂上りなど時間を決めて習慣にすれば、体重の変化に敏感になり自然と食生活や運動不足を見直すきっかけになります。体重増加の目安は標準的な体重の人で、1週間に200〜300gです。500gを超えたら危険信号です(痩せ気味の人はこれより多め、太り気味の人は少なめを目安にしてください)。

ただし、体重増加がオーバーペースだからといって勝手にダイエットをしてはいけません。母体の健康と赤ちゃんの発育のためには、良質な栄養素をしっかりとることが大切です。食事の内容や生活習慣を見直すことで、体重を上手に管理していきましょう。

三鷹レディースクリニック院長 天神 尚子(てんじんひさこ)先生
監修プロフィール
三鷹レディースクリニック院長 天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三楽病院産婦人科科長を勤めた後、 2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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