280日間よく頑張ったね。もうすぐママです。
お産進行ガイド
出産までの流れ
初めての出産で緊張ぎみかな? でも、昔から「案ずるより産むが易し」というから、きっと大丈夫です。赤ちゃん誕生の道のりを知って、自信をもっていきましょう。
おしるし(産兆)
粘膜に血液が混じった分泌液です。おしるしがあってから一両日中に分娩開始となることが多いようですが、なかには、数日経過してから陣痛が始まった人もいます。個人差があるので、あわてないで。
陣痛
不規則な前駆陣痛から、規則的な陣痛に。10分間隔で30秒以上の長さで、おなかが張ったり痛んだりします。めやすとしては、1時間に6回以上の陣痛がきたら入院です。
破水
赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、羊水が外へ流れ出ることをいいます。一般的に陣痛がピークにさしかかったころ起こります。陣痛が始まる前に破水すると赤ちゃんへの細菌感染が心配です。生理用ナプキンを当ててすぐに病院に連絡しましょう。
分娩第一期(開口期)
お産で一番たいへんな時期。規則的な陣痛が1時間に6回以上起こるようになってから、子宮口が開くまでをいいます。呼吸法などで、痛みをそらしましょう。パパや付き添いの人に背中や腰をさすってもらえば、ベター。
分娩第二期(娩出期)
子宮口は全開大になり、赤ちゃんが頭を回旋しながら産道をくぐり、誕生するまでをいいます。初産の人では、約2〜3時間かかります。分娩待機室から分娩室に移り、分娩台に乗ります。さあ、いよいよ、赤ちゃんが生まれるとき。合図があったら、いきみをかけて赤ちゃんの産道通過を応援します。赤ちゃんは、頭を出したり引っ込めたりしながらしだいに、会陰に頭を固定します。ここで、合図があり、お母さんはいきむのをやめ、短促呼吸に切り替えます。しばらくすると赤ちゃんの頭が見えてきます。あとは、スタッフの手で、スルリとトンネルをくぐるように誕生! 今までの陣痛が、すっと消え、同時に、赤ちゃんの元気な産声を聞きながら、感激の対面です。
分娩第三期(後産期)
赤ちゃん誕生後しばらくして、軽い陣痛が起きて胎盤が出ます。初産の人は数分で済む場合もありますが、30分くらいかかることもあります。
退院までの流れ
・出産当日は安静にすることが肝心です。お産の疲れをとりましょう。
・分娩のときに胎盤がはがれたあとの血液や卵膜の残り、膣や子宮けい管の分泌物が悪露(おろ)として排出されます。悪露は子宮回復のバロメーター。順調に回復していれば赤→褐色→淡黄色へと色が変化します。量はだんだん減り、産後1ヵ月くらいになれば色も白くなってきます。出産直後は悪露の最も多い時期ですから、産褥パッドはまめに交換し、外陰部を清浄綿で拭いて清潔を保ちましょう。
・出産翌日から授乳が始まります。母乳マッサージの指導を受けたり、新米ママは大いそがしです。とくに禁止されていなければ、シャワーを使うこともできます。
・産褥体操を始めましょう。正常分娩ならベッドの上で軽い肛門を引き締める体操などからスタート。尿失禁予防にも役立ちます。
・退院指導、退院健診を受けます。ドクターの許可があったら、いよいよ退院です。
監修/三鷹レディースクリニック院長 天神尚子先生


