妊娠カレンダー 妊娠7ヶ月(24〜27週)
早産
- 早産の前ぶれを早めに知ろう
- 早産といってもいきなり生まれてしまうわけではありません。いくつかの前ぶれがあるものです。早産の危険があっても、適切な治療と安静にしていることで、無事、持ちこたえることも多いのです。これは切迫早産といいますが、この段階でくいとめたいものです。
- 規則的なおなかの張りに注意!
- 子宮の収縮によるおなかの張りは、不規則なら問題ありません。しかし、規則的に張るようなら要注意。お産のサインです。いたみ、出血を伴うこともあります。こうなったら、すぐに病院に駆けつけなければなりません。
- 合併症があるプレママは気をつけて
- 妊娠中毒症、心臓病、腎臓病、糖尿病などの合併症がある場合や、子宮筋腫、双角子宮など、子宮にトラブルがある場合。また子宮けい管無力症、けい管裂傷などに見舞われた場合などは、早産をまねく恐れがあります。これらの病気がわかっていれば、早めにドクターに告げて、対策を立てておきましょう。いずれにしても切迫早産とわかれば、安静が第一になります。入院もしくは自宅静養で子宮収縮抑制剤を服用するなどの治療を行います。
思いあたる心配事…こんなことが早産になることも!
- はしゃぎすぎ、遊びすぎ、働きすぎ
- なんでもすぎるのは考えもの。特に、妊娠中は疲れないよう、ほどほどに…。また、おなかが張ると感じたら、なるべく体を休めましょう。
- セックスしすぎ!?
- 直接、早産と結びつくわけではありませんが、おなかの張りがよく起こるプレママはひかえめに。精液には子宮を収縮させるプロスタグランディンというホルモンが含まれています。子宮の収縮がますます促進されてしまうので、やはり心配。
- 過去の流産、人工中絶
- 子宮口が自然に開いてしまう「子宮けい管無力症」を起こすことがあります。これは12週くらいから兆候があることも。子宮けい管を縛る手術を施します。
- ビックリ、ショックも中期は用心
- 精神的ショックや外傷が切迫早産の引き金となることもあります。妊娠中は、できるだけ穏やかにすごしたいものですね。
日常生活のポイント…無理は禁物
- 仕事は休憩たっぷり
- 立ち仕事は、むくみにもつながるので、長時間続けるのは心配。休憩をとり、体と相談しながら過ごしましょう。
- 足浴でリフレッシュ
- 疲れをとるのにお手軽なのが足浴。洗面器やバケツに38〜40度くらい(手を入れるとちょっと熱め)の湯をはり、足をつけます。途中、何度か湯をたすと温度が一定になります。このとき湯のなかに、エッセンシャル・オイルなどを2〜3滴たらすとアロマテラピー効果が楽しめます。ただしエッセンシャル・オイルのなかには子宮収縮を促進する作用があるものもあるので慎重に。カモミール、ペパーミント、ネロリならおすすめです。
- 赤ちゃんとハッピーコミュニケーション
- おなかの赤ちゃんは光や音をよく感じるようになります。「ボンボン」とおなかを蹴ってきたら「トントン」とおなかをたたいて応えてあげましょう。
- 妊娠線のお手入れを
- 妊娠線が気になってきましたね。皮下組織の断裂によって起こるものなので、完全に治すことはできませんが、クリームなどでマッサージすると皮膚は柔らかくなります。
この時期に準備しておきたいこと&もの
- お部屋のカーテンを替えてみよう
- 体調がよいときは、お部屋の整理をしてみましょう。赤ちゃんコーナーをどこにするかなど、楽しいことが思いつくはず。カーテン、クッション、ピロケースなどをリニューアルすると、気分が変わります。この時期の胎教カラーはパステル系。気分が明るくなります。
- 立ち合い出産をするならプレパパも勉強
- 立ち合い出産を希望するのなら、パパにも勉強してもらわなきゃ。母親学級などに誘ってみましょう。「お産はママだけの問題じゃない。夫婦ふたりで迎えるんだ」ってきっと実感してくれるはずです。
- パパと呼吸の練習をしておきましょう
- お産の呼吸法は、パパとふたりでチャレンジして。また、ママのおなかが大きく、足元が見にくいこの時期は、パパに積極的に家事に参加してもらいましょう。赤ちゃんが生まれたらもっと大変なんだもの。
監修/三鷹レディースクリニック院長 天神尚子先生

