妊娠カレンダー 妊娠4ヶ月(12〜15週)
おなかの張りと痛み、まずは出血チェック
- 出血がなくて苦しいとき
- 原因はたいてい“便秘”。繊維質の多い野菜や海産物をたっぷり摂って! 薬は勝手に服用せず、必ずドクターに相談を。
- 出血がなく、おなかがひっばられるようにキリキリと痛むとき
- 卵巣のう腫、虫垂炎の疑いも。すぐに病院へいきましょう。
- 出血している!
- 切迫流産の危険性があります。下腹部が痛むことが多いのですが、痛みがまったくなく出血することがあります。この場合の出血はごく少量で、暗褐色だったり、薄い色でおりものに混じっていたりします。切迫流産は、流産の危険信号で、まだ妊娠は継続している状態です。適切な処置を受け、安静にしていれば切り抜けられることが多いので、すぐに産院に駆けつけましょう。
こんなことでも出血が…
- 子宮やその周辺のトラブル
- 子宮けい管ポリープや膣炎、子宮膣部びらんという病気が原因で出血する場合も。いずれも妊娠に影響のない病気ですが、子宮けい管ポリープは、安定期に簡単な切除手術を行います。膣炎は塗り薬などで治りますからドクターの指示に従って。
- セックスのあとで出血!
- 妊娠中は粘膜が充血しているので、セックスや内診の直後に出血することがあります。おりものに混じっていたり、茶色い出血の場合もあります。一両日中に止まれば心配なし。
- おしっこのあとに出血!
- おしっこに血が混じっていたら、膀胱炎にかかっていないかをチェック。大きくなった子宮が膀胱を圧迫するので、妊娠中は膀胱炎にかかりやすいのです。また、出血がなくても、おしっこをしたあとに痛みや残尿感があったら要注意。膀胱炎は悪化すると腎盂腎炎に移行することもありますから、早めに治しておきましょう。
- うんちのあとに出血!
- うんちのときの痛み、出血は痔です。妊娠中は便秘になりやすいため、“痔ぬし”さんになってしまうことも多いもの。まずは、便秘を治し、肛門を清潔にしましょう。悪化するようならドクターに相談し、軟膏、坐薬などで治療を。
日常生活のポイント…ライフスタイルを見直そう
- 生活にリズムを!
- 一日のスケジュールを立ててみるのもアイディア。食事、休養、睡眠、運動など、無理なく割り振ってみましょう。ママの正しい生活習慣は、生まれてくる赤ちゃんにもグッドな影響を与えます。
- お酒は、乾杯の1杯ならOK
- お酒は少量なら血行をよくするので、ドクターから特にとめられていないかぎりOK。ただし飲みすぎ、夜ふかし、連日の飲酒は禁物。乾杯の1杯でグラスをおきましょう。
- 貧血に注意
- 自覚症状があまりないため、甘くみがち。貧血検査で貧血といわれなかった人も、妊娠中は鉄分たっぷりの食事を心がけましょう。鉄分は、レバー、ほうれん草、わかめ、ひじきに豊富。鉄分を壊しやすいカフェインはひかえめに。
- セックスを開始してもOK!
- 状態が安定していれば、妊娠12週くらいからセックスを開始しても大丈夫。ただしこの時期は、浅い結合で子宮に負担がかからないよう慎重に。特に子宮後屈、子宮けい管無力症、子宮内膜症、子宮筋腫がある人は、流産防止のため、妊娠中はガマンしてくださいね。
この時期に準備しておきたいこと&もの
- 母子手帳と同時に配布された母子健康診査受診票が使えます。確かめておきましょう。
- そろそろおなかが目立ちます。ゆったりしたウエアを。手持ちの服をチェックして、上手に着こなしましょう。
- 体重管理を始めたいもの。体重計を用意しておくとよいでしょう。
監修/三鷹レディースクリニック院長 天神尚子先生

