妊娠カレンダー 妊娠0〜2ヶ月(0〜7週)
妊娠2ヶ月までの体はこう変わります
妊娠0週0日は、最終月経の始まりの日。妊娠2週ごろに排卵・受精をし、受精卵が子宮内膜に着床して妊娠が成立するのが、妊娠3週ごろです。その後、妊娠7週ごろまで、胎児はものすごいスピードで成長していきます。このころまでに、脳や脊髄の約8割が完成し、心臓や肝臓などの臓器もつくられます。また、手や足、耳、口なども、だんだん分かれていきます。
赤ちゃんはいつ確認できるの?
産婦人科を受診すると、超音波検査でおなかの赤ちゃんに出会えます。妊娠5週ごろには、まだ「胎のう」という赤ちゃんを包む袋が確認できるのみ。妊娠7週ごろに受診すると、2頭身のかわいい姿が見られます。
日常生活のポイント…いよいよ妊娠生活スタートです
- 最初は風邪と間違えることも
- だるさや眠気、熱っぽさが続き、風邪のような症状が現れやすくなります。妊娠発覚期には、「てっきり風邪と思い込んでいた」という人も多いものです。こうした風邪のような症状は、つわりの時期まで長引く人も。無理しないで、なるべく体を休ませましょう。
- 妊娠検査薬だけですませないで!
- 妊娠検査薬で妊娠が確認できたら、必ず産婦人科を受診しましょう。陽性反応が出たからといって、安心して放置しないで。子宮外妊娠などの異常妊娠の場合でも、陽性になるからです。また、初期は流産になりやすい時期でもありますし、子宮の状態を確認するためにも、早めに受診しておきましょう。
- この時期、薬や治療は慎重に
- 妊娠4週以前に薬などの影響を受けた場合は、残念ながら流産してしまいます。でも、順調に育っているなら、影響を受けなかったものと考えていいでしょう。ただし妊娠5〜7週ごろは、気をつけて。この時期に薬やX線などの影響を受けると、影響が生じる可能性があります。治療中の薬や市販薬については、医師に相談しましょう。
- 「葉酸」を多くとりましょう
- 妊娠中は、栄養バランスのよい食事を心がけたいものですが、特にこの時期は「葉酸」の摂取を心がけて。葉酸には、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを少なくする作用があります。葉酸はビタミンB群のひとつで、緑黄色野菜に多く含まれます。野菜は、この時期に多い便秘改善にも効果大です。
この時期に準備しておきたいこと&もの
- 妊娠が確認できるまで、しばらく基礎体温をつけましょう
- 「妊娠したかな?」と思っても、すぐに基礎体温の記録をやめないで。基礎体温は、妊娠初期の体の状態を把握するための、大切な材料です。受診するまでは、記録を続けましょう。
- 出産までのスケジュールを夫婦で確認しましょう
- 妊娠が確認できたら、出産までのスケジュールについて夫婦で話し合いましょう。妊娠中のおおまかな経過やリスク、健診や出産、育児にかかる費用、今後の仕事についてなど、お互いに情報を共有しておきましょう。
- 産婦人科を受診する際には、内診しやすいスカートで
- 妊娠したら、健診での超音波検査が始まります。初期のころは経膣超音波検査ですし、おりもの検査などの内診をすることもあるため、スカートで受診した方がいいでしょう。
- 妊娠中でもナプキンを携帯していましょう
- 妊娠中はおりものが多くなり、突然の出血がある場合もあります。妊娠したからといって、ナプキンは捨てないで。外出中でも必ず携帯しておきましょう。
監修/三鷹レディースクリニック院長 天神尚子先生

