幼保一元化「幼稚園と保育園」 はっぴーママ.com
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幼稚園と保育園を同じ施設や敷地内で運営する「幼保一元」の動き。ママにとって、こどもにとって、どんなメリットがあるのでしょうか?保育園(〜2歳)と幼稚園(3歳〜)、さらに学童保育まで、0〜9歳を保育する施設を一貫運営している東京・世田谷区にある「さくらキッズガーデン」園長の芳村先生にお聞きしてみました。
※同じ建物内や敷地内に幼稚園と保育園のスペースを別に設ける幼保一体化施設は、全国で約170(平成15年)。構造改革特区でも「幼保一元化」に関するものがあります。(北海道・東川町の北海道東川町幼保一元化特区/秋田県・千畑町・千畑町幼保一体的運営特区/茨城県・金砂郷町・金砂郷町幼保一体的運営特区/群馬県・六合村の幼保一体化特区/神奈川県箱根町・箱根町幼保一元化特区など。) |
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●『幼保一元』子どもにとってのメリットとは?
当園には「自律心のある子どもを育てたい」という考え方があります。乳幼児期(〜3歳)の大事な時期に、はっきりした教育方針もないまま、先生がたびたび変わったりする施設に長時間預けられていたら、どの保育者もその子の発達に責任をもって見守っていない、ということになりかねません。
そこで当園では、両親が仕事をもつ家の子どもさんが、常に一貫した理念のもとで教育が受けられるよう、0〜2歳のための保育園、幼稚園(朝は7時30分から、夕方は19時まで、夏休み等長期休業中も預かり保育あり)、〜9歳(事情によって12歳まで)の学童保育の3つを一元化して運営しています。保育園では、幼児期から生活習慣やルールをしっかり身に付けられるよう保育しているため、当園で0〜2歳期を過ごした子ども達が幼稚園に進級すると、新しく入った子ども達よりもきちんとしている、と感じるほどです。また、小さなころから成長を見守ってきた先生たちとの信頼の絆も深くなるので、働くご両親も安心して通わせることができます。 |

●学童保育も、指導内容を重視
仕事などでご両親がいない昼間の時間帯、小学校低学年の児童をお預かりする学童保育には、自由に遊ぶ時間ももちろんありますが、先生が指導してくれる時間も設けています。宿題は必ずおやつの前にする、など一定のルールを作り、活動としては、工作や先生のお手伝い、長期連休の預かり保育中は、遠足や社会見学も行い、子どもたちが計画作りを自ら行なっています。お預かりするだけでなく、自分で考える力を育てる活動によって、子どもの持っている力を伸ばしてあげたいと考えています。 |

●「自由保育」について
自由保育とは、子どもの自主性を尊重して行う保育のこと。本来の意味での「自由保育」を実現している園ももちろんありますが、「自由」が違う意味に解釈されている園もあるようです。子どもの自主性を重んじることは大切ですが、「好きなようにさせておく」という意味ではないはずです。特に小学校に入るまでの期間は、人間として基本的なマナーを覚える時期。最近、問題になっている小学校の学級崩壊も、もしかしたら、こうしたことの影響によって起こっている部分もあるのではないか、と感じています。 |
●幼児期に子どもが身につけるべきこと
時間を守る、一定の時間集中して先生の話を聞ける、他人に迷惑をかけない、などは、小学校に入るまでに最低限身につけておくべきです。中でも「しっかりあいさつができる」ことは重要です。こうしたことをしっかり教育してくれる園が子どもにとっての良い園ではないでしょうか。
もしも子どもが幼児期に「何でも好き勝手にしていい」と思って育ってしまったら、小学校に上がった後に何かトラブルを起こしても、それからその子に理解させ、直してあげることは本当に時間がかかり、容易ではないことです。 |

●子どもの預け先選びは「運営理念」こそ重要です。
「費用が安いところ」「給食などあって手間がかからないところ」などで園選びをする親御さんもいらっしゃいますが、実は「運営理念」こそが、子どもの将来のために大切なポイントです。子どもは幼稚園や保育園で長い時間を過ごすため、そこで大きな影響を受けてしまいます。
親に意見を言う園を敬遠する方も多いようですが、核家族化の進む今の時代、子どものために、親身になって親に注意を促してくれるような園は貴重です。園選びの機会に、子どもにどう育ってほしいのかじっくり考え、「運営理念」から納得のいくまで幼稚園や保育園選びを行う必要があるでしょう。 |

●基本は家庭での育児です
ただし、「保育園や幼稚園に預けておけば、親の代わりにしつけをしてくれる」と安心しきってしまう方もいらっしゃいますが、育児の基本はあくまでも家庭。
例えば、朝ご飯を食べないで登園したり、トイレをすませないで登園したら、子どもは「おなかがすいた」「トイレに行きたい」と思ったとき、じっと先生の話を聞いていられないでしょう。遅刻させる、などは論外です。時間通りに登園したお友達が遊びの輪を作ってしまっている中、そこに入っていくのは子どもにとってつらいことです。積み重なれば登園拒否の原因になることさえあります。
また、参観日に親同士がおしゃべりをしたり、親自身が遅刻をしてきたりしたら、いくら子どもにきまりを守るように言っても、決してうまくいきません。子どもは本当によく親を見ているものです。「基本は親」ということを、ぜひ忘れないでいてほしいと思います。 |


当園では、2001年度からインターネットを通じてパスワードをお持ちの親御さんに園内の様子をご覧いただけるシステムをはじめました。導入のきっかけは、「アメリカに、インターネットを通じて園内の様子を見られるようなサービスがある」と聞いたためです。アメリカでは、働いているご両親が、預けているわが子の様子を小さな画面で見ながら仕事をする、といったこともあるようです。現在、さくらキッズガーデンでも、午前・午後とも各教室の様子を見ることができるよう数カ所にカメラを設置、多くの親御さんにアクセスをいただいています。
※詳細はさくらキッズガーデンHPにてご覧下さい。 |
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