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オムツってなんでできているの?
(1)〜高分子吸収体

正式名称は高吸収性樹脂(Super Absorbent Polymer)、アメリカで開発されました。成分は主にポリアクリル酸塩で、白や淡い黄色の粉末で無臭です。その吸収力は粉末そのものの重さの約50〜100倍のおしっこを吸収し、さらに一度吸収した水分を外から圧したりしても、ほとんど戻さないという特徴もあり、現在の紙オムツの快適性能は、これなしでは語れないほどの重要なものです。
気になる安全性ですが、吸水性樹脂工業会にの試験で、
  • 急性毒性試験--高分子吸水材を誤って飲み下した場合の安全性
  • 皮膚刺激性試験--直接皮膚に付着した場合の皮膚に対する刺激性
  • 接触感作性試験--直接皮膚に付着した場合のアレルギー反応等を引き起こす性質
  • 膣粘膜刺激性試験--直接局部粘膜に接触した場合の刺激性
が確認されているそうです。もちろん、誤飲しても大丈夫、と安心してはいけませんが、素材そのものに毒性はないようです。ただし、水分を吸収したら膨らむ、という点を考えると、たくさん食べたりしたら、のどにつまってしまうかもしれません。やはり、なんでも口にいれてしまう赤ちゃんには、手の届かない場所に置いたほうが安心ですね!
写真/吸水前 → 写真/吸水後
(2)〜オシリに触れる表面材

ママにとってもっとも気になるのは、子どものオシリに優しいかどうか。アンケートでは、「どのオムツをはかせても大丈夫」という声も多くきかれましたが、中には「1回はかせただけでオシリの皮がむけた」「ブランドを変えたら赤くなった」などのコメントもあり、オムツとの相性もあるようです。
おむつの表面材に使用されている「不織布」呼ばれる部分は、多くはレーヨン・ポリエステル・ポリプロピレン・ポリエチレンなどの素材で、織らずに並べて絡(から)み合わせます。おしっこした後の紙オムツに触っても、さらっとした感触がするのは、普通の紙や布とくらべて、繊維自体の吸水性が少ないこと、おしっこをすばやく下の吸水材に導き、後戻りさせない性質などを持っているからです。
一見、同じように見えても、各製品によって、素材も織り方も千差万別。もちろん、どのメーカーさんもおしりに優しいオムツ作りに努力されているようですが、「うちのこは肌が弱いかも」と思われる場合は、念のため試供品などでためしてみることも大切かもしれません。

資料提供・取材協力:日本衛生材料工業連合会
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